拡大写本 グループ  
2004/08/29最新
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 拡大字本の必要性 弱視者のために!    


・弱視児童の学習環境の充実に!

視力の低下したお年寄りのために!
      

視覚障害者の中には、大きな字なら読めると言う弱視者がいます。
 
弱視者はレンズを使ったり、拡大読書器を使ったりしています。
 
大きな字の拡大字本であれば、どこでも気軽に本が読めます。
 
そこに、拡大字の図書 = 拡大写本 の必要性があります。  

 


拡大字教科書の依頼製作について

  個人の個性に合わせた教科書(小中高校用)に依頼を受け製作しています。
  会の状況(依頼多く、納期面での調整がつかない場合など)によってはお引き受けできないこともあります。


拡大字図書の製作工程について

No
工程
内容
@
原本選定

調査Gr、盲学校、弱視教室などの情報を元に手掛ける書籍の選定、決定
会員個人で興味・得意分野の書籍を選定、提案する場合もある。

A
担当者選出
手がける原本の分野により、得意な会員を選出する。
B
入力規則決定
基本は原本に忠実に写本作りは行われますが、
用紙サイズ・フォントサイズ・記号・ルビー表記、
辞書などの様に、特殊・独特な記号などがユーザーに取って有利か否かの判断
縦書き原本を横書き写本にする場合なぢの漢字表記を数値表記、
目的に応じて拡大字図書とし、取込む情報・内容(
辞書などは参考図・挿絵などは省くこともある。)
これらを検討し、必要に応じて入力仕様を決め、ルールとして運用する。
C
作業方法決定
手書き・ワープロ・パソコン・拡大コピー、個人・会員・パソボラ募集など、作業量、作業内容、納期、費用等を考慮し、より効率の良い作業手段を決める
D
写本データ作成
ルールに従い、データを作る、または、拡大カピーなどを行う。
E
データ編集
複数の人たちでデータ作成した場合など、データの結合。
写本ページ数による分冊数の決定、表示・奥付けなどの作成
F
校正・修正
原本の種類・作業手段などにより、1〜3回行う。
基本的には、印刷したものを使い、作成者とは違う人の手によって行う。
パソコン使用データは、実際にパソコン画面での確認を行う。
間違いのないことは当然。
削除(挿絵など)した内容で、本当にユーザーが理解する上で不都合がないか再度検討を行う
G
最終ページ割り
拡大字図書は、確実に原本より頁数は多くなります。3〜6倍
使い勝手、重量などを考慮し、何冊にするか検討・決定
H
印刷・製本
専門の印刷会社の協力で、拡大字図書が出来あがります。
手作り製本も当然あります。
点友会にも優れた技能を持ったメンバーがいます。
I
荷造り・発送
印刷会社から、京都ライトハウスに納入されます。
完成図書の袋詰め、宛名書きなど、郵便物として完成させます。
そして、盲学校・弱視学級をはじめユーザーにお届します。
このとき、我々担当者が、気持ちの良い疲労感と達成感を味わえる一時でしょうか。   
注)
個人向け教科書は基本的に、拡大コピーで対応し、
手作り製本でメンバーが、ハサミ・ノリ・テープなどを使用し作成します。
教科書は、使用される障害児にあった文字サイズを使用、同じ物を複数部作製することはほとんどありません。
だから、手作りも可能です。 


日本ライトハウスより教科書依頼!(2002/2 完成:引渡し)

平成14年度用 中学1年生:数学の教科書制作開始

思ったより図形・グラフ・写真が多く、結構大変。
8/30 第1回目の進捗&拡大写本内容打ち合わせ用第1章完成。

モノクロ印刷のカラーと白黒について(日本LH指導による)
カラーであっても、白黒であっても、網掛けなしでもある程度は 濃淡の違いのある印刷の版下にはなる。
が、プリンタによって濃淡は異なる、 コピーをすれば「変化」するのは当然、といってよいほどである。
細かすぎない網掛けであれば、あとの処理に関わらず一定の「濃淡」 が再現され、写真製版ではない版下としては網掛けが好ましい。 したがって、ワク囲みの部分で必要な塗りつぶしは、できるだけ網掛けにする。
・ 文字のある部分に網掛けをする場合は、20%より濃くなると文字が 読みにくくなる。
・黒文字の素地は、0%と20%程度の 2種類としておく方が無難
・10%も加えて 3種類とできるかどうかは、網掛けの密度とプリンタによる。
・ 逆に白文字の場合は、素地100%黒か80%黒か、ということになる。
・素地の濃淡で種類を区別するのは限界があるので、さらに種類が 必要な場合は、囲み線など、他の方法を選択。
写真など
写真などは、そのまま拡大しても弱視児にはわかりにくい場合が 多い。なるべくわかりやすいように工夫をして、拡大した する。しかし、
・写真・ハーフトーン画像もそのまま版下として 使用せざるを得ないのが現実である。
・実際に版下にすると、もっと不鮮明になる、そのことを承知の上での対応が必要。
・写真をいくら鮮明に復元しても、そのままではわかりにくい方が 多い。
・必要な場合は重要な部分の周りを縁取りして判別しやすく するなどの工夫が必要。

この教科書の制作には、パソボラとは違った形で活動を助けてくれる方2名出現、
画像処理スキル高く、本当に助かっています。 12月完成・納品に向けて、順調に進行中。

助っ人の一言
「このような教科書(拡大写本)を使う子どもたちがいる」という状況を知り、お役に立てればと思い、肩が痛くても、腰が辛くても、シップ貼りもってでも頑張れるかなってな感じです ね。

担当者の一言(引渡し完了しての感想 2002/2/17)
教科書を本格的に作ったのは初めてでした。
特に、数学となれば数式・X・Yなどの変数に使われてるフォント・グラフなど、一般の図書にはない内容があります、また、
図形、特に立体図形・写真など画像として取り扱うのも多さなど、結構難しいことが多かったと思います。
グラフにしても、線の大きさ、目盛り、X軸Y軸の表記方法などなど、ずいぶんと勉強になりました。
日本ライトハウス様には、納期・品質を含め迷惑をかけたこと反省です。

はっきりした規格・取り決めがないことを実感しました。
拡大写本の規格化が検討されているようですが、早急に推進し、全国の拡大写本の品質と工期の短縮に寄与されることを願ってやみません。


うれしいおしらせ!(2001/3/3)

平成12年度 京都新聞社会福祉功労賞を受賞

業績紹介(京都新聞社評価内容)
 昭和 51年に発足以来、弱視者の教育環境向上のために、盲学校や一般校に通う児童の拡大写本を一手に引き受けた。平成12年度には、「小学国語辞典」の拡大字版、パソコン版の発行のため尽力した。

注)点友会は、昭和37年に発足、拡大写本グループとしては昭和51年より活動開始した。

時期
活動内容
昭和51〜55年
(1976〜1980年)
中等国語」「数学」「英語」「物理」などの教科書問題集を毎年20〜30種拡大写本し、京都府立盲学校に寄贈。
昭和57年
(1982年)
弱視者の実態を社会に知ってもらう目的で、「弱視者の幸せを求めて」という小冊子を制作、広く啓蒙活動をした。
昭和58〜61年
(1983〜1986年)
点字版の児童雑誌を墨訳、拡大写本雑誌を毎月全国の盲学校に配布し、弱視児に「楽しみ」と「夢」を届けた。
昭和59年
(1984年)

弱視児童用教材、「漢字カード」「小学漢字の筆順」を制作、全国の盲学校・弱視教室に配布。
この「小学漢字の筆順」は好評で、これまで4回の改訂版を出版することとなった。

平成元年
(1989年)
拡大字「常用漢字」を出版、盲学校などに配布。3回の改訂版を発行現場の要望に応えている。
平成10年
(1998年)
世界の国々と国旗」をカラー版で全2巻・200部を制作、全国の盲学校などに寄贈。
平成11年
(1999年)
こどもにほんごじてん」を制作・発行、全3巻・200部を全国の盲学校などに頒布。
この辞典が、「小学国語辞典」制作のキッカケとなった。(初めての辞典制作)
平成12年
(2000年)

拡大字「小学国語辞典」:32000語、約5000頁で全国で初めて学習用国語辞典を拡大字版とパソコン版で制作、障害を感じない学習環境の充実に努めている。
特に、パソコン版は文字サイズ・文字色・背景色の選択や操作性を考慮、実用化した。 発行は2001年


 拡大字本と視力(調査Gr調査より

0.02〜0.09
55.4%
0.1
16.1%
>015
14.6%
<0.01
13.9%
 
 読みやすい字体(調査Gr調査より
ゴシック体
44.4%
丸ゴシック体
23.3%
明朝体
20.9%
楷書体
11.4%
  
 読みやすいサイズ(調査Gr調査より
30ポイント
26.2%
18ポイント
25.9%
20ポイント
25.6%
25ポイント
22.3%


 調査による拡大字本に対する意見
 
   @:小学校の社会科の学習には、日本地図の拡大字本がほしい。
   A:教科書のグラフや地図などが、見にくくて不便を感じる。
   B:活字文字は見やすいが手書きも、作っている人の気持ちが伝わり良い。
   C:国語・漢和辞典などの、拡大字本がほしい。
   D:児童・生徒に実態に応じて拡大写本を準備している。
   E:拡大読書器は、図形や地図が見にくい。
   F:必要事項のみが載っている簡潔なものがほしい。


これ拡大字本の例です。
ご覧の通りの、拡大率となります、当然、使用者の視力に合わせます。
これは、B5サイズの約半分を、A3サイズまで、拡大したものです。
小学生の音楽の教科書です。
1・2・3学期用と、3冊分けてつくりました。

 

 

 


       拡大字辞典-------------->原本

 
199910日発刊

こどもにほんごじてん』の一部です。

3巻(1巻約300頁)1セットです。

拡大率は、写真の通りです。

制作担当者:10名

印刷・・・西村信夫堂低価格でご協力頂きました。
 


拡大字本、『 ジュニア朝日年鑑 』 完成

     クリックして下さい。

拡大字本、二種類完成       ( 2001/1 完成 ) 

 四文字熟語辞典(190語収録)/こまったさんのスパゲティ

拡大字人名辞典完成     ( 2000/12 完成 )  点訳本:テキスト完成  

 
人名辞典
←左

  歴史上の人物、文学面で有名な作家やその作品、有名な音楽家・発明家などの人名がわかる本です。
(点訳本ですでに発行済みの拡大字版)


右→
中学生用、SHIN_WORK
英語・数学・国後・理科・地理・社会・公民の8種類
中学新ワーク



拡大字国語辞典制作 パソコン版のデバック ( 2001/3 完成予定 )

左より:お母さん、大住君、石津会長

10/28(土):会長宅 、29(日):京都LH 

パソコン版国語辞典を実際に使ってもらいました、結果は大好評。 

京都LHには、学校の先生も来てくれました。完成時期の問い合せも、早く完成したいものです。 

パソバラの皆さんと一緒に頑張るぞ!。 校正作業も、順調に進んでいます。 

会長宅には、京都新聞社の記者さんも来てくれました、新聞のるのかな?。 

4時間近く、楽しそうに操作してくれました


拡大写本グループ制作 あやとり ( 2000/9完成 )

この様な、子供たちが
 楽しく遊べる本の制作も!。

 ・マンガと同じく、たのしく遊ぼう
 



点訳グループ制作 漢字カード ( 2000/8完成:今回4人目 )
 
漢字カード  *ある児童の要望(3年前)よりスタート。

  「みんなが読んでいる漢字ってどんなもの?」
  そこで、このような「漢字カード」を制作しています。

  原本は、点友会制作の「小学漢字の筆順」で、
  約900字。漢字表記は、拡大写本Grが担当した
  漢字は、部首が明確になる様、写真の様に「旁」
  「偏」「冠」などを、少し離して書いているのが特徴

-----------------注意--------------------
現物は、白い点字用紙で制作しています。
凸凹を表現するため細工で、この様な色になったもの



触知地図グループ制作 拡大字:世界の国々 ( 2000/4 発行:全5巻 )
    地図の大きさは、28cm*28cm 、1巻:30ページ程度、 今回触地図アンケートの対象作品


トレースグループ制作  拡大字:世界地図 ( 2000/5 発行 三訂版 )
    地図の大きさは、B4サイズ、全32ページ 
    *なぜ?、拡大字地図が必要か
    → 例えばルーペで地図を見る、文字は読めた、しかし一部分の拡大で、地図としての全体位置関係(イメージ)が掴めない。



拡大写本グループ制作 世界地図のふしぎ発見100 ( 6/20 完成 :全11巻 ) 

2年がかりで、手書きしたものです。全て手作り、複製はコピーして製本、京都府立盲学校に寄贈。B5サイズ。

例:説明文 
 フィリピン式ゆで卵は、屋台で買える、子どもたちの手軽なおやつ。
 フィリピンの子どもたちは、どんなおやつをたべているんだろう。ポテトチップスなどのスナック類もあるけど、
   ( 略 )
 パロットにするのは、産卵してから3日目から2週間めくらいのアヒルの卵。きみたちがふだん食べている卵は、あたためてもひよこにならない無精卵という卵だけれど、パロットのほうは、受精した有精卵で、ひよこになる卵なんだ。
 フィリピンの人々は、子どももおとなも、このパロットが大好き。手軽に食べられるおやつとして、とても人気がある。
 食べ方は、からの上のほうをすこしだけむいて、すこし塩をふりかけてかて、スープをすする。それから からをぜんぶむいて、まるかじりする。味はふつうのゆで卵よりこいめで、なかでも、産んでから日にちのたった卵は、くちばしや足がコリコリしておいしいのだそうだ。
 日本から見ると、ざんこくな気がするかも知れないが、フィリピンでは、昔から親しまれてきたメニューなんだよ。
 このような、ゆで卵は、タイ・ベトナムにもあるよ。 ( 略 )


  1999/10/1:「こどもにほんごじてん」 全3巻堂々完成
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全国の盲学校69校に寄贈(発送は10/6予定)

全国弱視教室70校にサンプルを郵送
対象児童の有無を確認、弱視学級は児童進級し、幸いにして対象児童がいなければ、弱視学級は閉鎖されます

本『こどもにほんごじてん』の申込みを受付けています。

頒布額は、1セット:3巻(合計約900頁) 2500円 (送料別:520円)
申込みは、石津(会長)Tel:0771−22−5274まで

内容に付いては、拡大写本グループのページをご覧下さい。

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