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  視覚障害者が、触わって解かる地図は少なく、詳しい地図を求める方がいます。         

  点友会では、サーモフォームと言うビニール系の用紙に、凹凸を付けた地図を、         

  作成してい

      

 

 

   
         
 地図が無ければ、旅人は、辛い。 地図は知らない土地を案内してくれる。


触地図(触知地図)は、

点友会では、主にサームフォームを使用している。このビニール用紙に凸凹をつけた地図のことです。

山・川・海・都市・港・空港・灯台、鉄道などが分かるように、小さなボタン・ナットなどを取り付け地図の記号をつくり、そこへ点字で名称をつけて原版を作成、それをサームフォームで複製し、リング綴じ製本で地図帳とします。
また、パソコンを使って地図・図表を点図で書き、立体コピーでも制作しています。

触地図の現状

  点友会では、15年前より『触知地図』 を制作しています。
  世界地図と日本地図を2年半ごとに交互に訂正、それぞれ5年ごとに改訂を行ない、出来るだけ現状に合った地図の提供に努めています。
ですが、5年間隔では長すぎます。
世界では新しい国が出来たり、国名、都市名が変わったり、同様に日本国内でも、市町村の合併、新しい市が誕生しています。

 文部省の認める盲学校の教育で、副教材としての地図帳は、日本ライトハウス製の発泡インク地図と東京点字出版所の点字地図があります。
それを補う目的で、サーモフォーム地図を制作していますが、まだまだその環境は満たされたものではありません。
教育現場では、立体コピーによる自作地図が大きな役割を背負っていることも事実です。
この現状から、比較的制作が容易な、発泡インクや立体コピーでの地図が多く制作されることになるでしょう。


  点友会では、見やすい触地図の制作を課題に活動を進めています。

制作の歴史

年月
成果物
内容
制作部数

1985/05

『世界の国々』 第1巻 ヨーロッパ編 地図:14枚、点字資料: 63ページ
200部
1986/02 『世界の国々』 第2巻 アメリカ編 地図:16枚、点字資料: 77ページ
200部
1986/06 『世界の国々』 第3巻 アジア編 地図:15枚、点字資料: 81ページ
200部
1986/10 『世界の国々』 第4巻 アフリカ編 地図:14枚、点字資料:107ページ
200部
1986/12 『世界の国々』 第5巻 オセアニア編 地図:15枚、点字資料: 49ページ
200部

点字資料は京都ライトハウスに点字出版を依頼し、別冊で発行。
点友会はサーモフォーム地図の作成、複製をしました。1枚1枚熱処理をし、京都ライトハウスの機械を借り、制作。
読売新聞光と愛の事業団・京都府共同募金会・伏見信用金庫・京都新聞福祉事業団の資金援助。

 
年月
成果物
内容
制作部数
1987/09 『触知日本地図』 第1巻 九州編 地図:22枚、点字資料:28ページ
300部
1988/01 『触知日本地図』 第3巻 近畿編 地図:14枚、点字資料:26ページ
300部
1988/03 『触知日本地図』 第2巻 中・四国編 地図:17枚、点字資料:23ページ
300部
1988/09 『触知日本地図』 第4巻 中部編 地図:17枚、点字資料:27ページ
300部
1989/01 『触知日本地図』 第5巻 関東編 地図:16枚、点字資料:30ページ
300部
1989/06

『触知日本地図』 第6巻 東北・北海道編

地図:16枚、点字資料:38ページ

300部

京都府共同募金会、伏見信用金庫、読売光と愛の事業団、毎日新聞事業団、京都新聞福祉事業団の資金援助。
点字資料は点友会で制作。

 
年月
成果物
内容
制作部数
1990/09 改訂版『世界の国々』 第1巻 全体編 地図:16枚、点字資料:16ページ
300部
1990/09 改訂版『世界の国々』 第2巻 アジア編 地図:18枚、点字資料:82ページ
300部

地図、資料とも点字用紙の大きさに統一。
世界各国別資料は面積・人口・通貨・産業・資源などを1〜2ページに書き、世界のどんな小さな国でも実情がわかる。

年月
成果物
内容
制作部数
1991/05 改訂版『世界の国々』 第3巻 アフリカ編 地図:16枚、点字資料:106ページ
300部
1991/09 改訂版『世界の国々』 第4巻 ヨーロッパ編 地図:16枚、点字資料:72ページ
300部
1992/02 改訂版『世界の国々』 第5巻 アメリカ編 地図:15枚、点字資料:82ページ
300部
1992/06 改訂版『世界の国々』 第6巻 オセアニア編 地図:14枚、点字資料:71ページ
300部

点字資料は京都ライトハウスの点字出版に依頼。
読売光と愛の事業団、毎日新聞社会事業団、京都新聞福祉事業団、京都ライオンズの資金援助。

 
年月
成果物
内容
制作部数
1993/02

改訂版『触知日本地図』 第1巻 北海道・東北編

地図:17枚、点字資料: 69ページ
300部
1994/02 改訂版『触知日本地図』 第2巻 関東編 地図:18枚、点字資料:79ページ
300部
1994/08 改訂版『触知日本地図』 第3巻 中部編 地図:17枚、点字資料:73ページ
300部
1995/08 改訂版『触知日本地図』 第4巻 近畿編 地図:16枚、点字資料: 69ページ
300部
1995/11 改訂版『触知日本地図』 第5巻 中国・四国編 地図:16枚、点字資料: 69ページ
300部
1996/05 改訂版『触知日本地図』 第6巻 九州編 地図:17枚、点字資料: 71ページ
300部

点字資料は京都ライトハウスに依頼。
資金援助、チャーチル会京都、中日社会事業団、京都新聞福祉事業団の援助を得る。

 
年月
成果物
内容
制作部数
1998/06

三訂版『世界の国々』第1巻、アジア編

地図:19枚、点字資料: 88ページ
300部
1998/11 三訂版『世界の国々』第2巻、アフリカ編 地図:17枚、点字資料:117ページ
300部
1999/04 三訂版『世界の国々』第3巻、ヨーロッパ編 地図:17枚、点字資料:88ページ
200部
1999/10 三訂版『世界の国々』第4巻、ロシア周辺オセアニア編 地図:15枚、点字資料: 68ページ
200部
2000/04 三訂版『世界の国々』第5巻アメリカ編 地図:18枚、点字資料: 84ページ
200部

点字資料は点友会の点字プリンターで制作。
資金援助は京都新聞福祉事業団の援助のみで、3巻からは盲学校・点字図書館への寄贈配布はなし。

 
年月
成果物
内容
2000/11

『世界・日本白地図』

地図:16枚、立体コピー用原図:30ページ
2000/11 『触地図調査報告書』 触地図のニーズを探り、今後の触地図の方向を探った

原版:489枚。サーモフォーム:12万7600枚。点字資料:3211ページの点訳。52万3100ページの印刷。
それは7300冊となり、1268人の人に頒布しています。
盲学校や点字図書館などに頒布していますので、もっと多くの方々に触察されています。

年月
成果物
内容
2002/09

『都道府県別触地図』 第1巻:北海道・東北関東地方

地図:26枚、サーモフォーム

2002/予定

『都道府県別触地図』 第2巻:中部・近畿地方  
2002/予定 『都道府県別触地図』 第3巻:中国・四国・九州地方  

 1県:1枚とし、県全体を把握できることを原則したが、大きな県、市の多い都道府県は2枚3枚となっている。
 見開きで拡大字の地図を付けた。(先生や回りの人が 指導、アドバイス出来ることが目的)
 点字資料はその地図(都 道府県)の面積、人口、世帯数、人口密度と県庁、各都市の人口と山の高さを表記。
 地形は地方別に山脈、平 野、盆地など、点字は山脈、山地にある主な山の高 さと川の長さを表記
 地図の表し方、書き方はこれまでの触地図(触知日本地図)と同じ、全3巻とし、1巻は26図、3cm位の厚みとなる。



触 地 図 の 歴 史

視覚障害者用の地図は古くは点字毎日が作成された日本地図が、年配の視覚障害者に 見やすいとされていますが、
学校で使う地図は日本ライトハウスが昭和40年頃から社会科地図帳として発行している発砲インキの地図が多く出回っています。
それと東京点字出版所が発行している点字印刷地図(ビニール板を二つ折りにし、点字製版機により、点図を打ち出し、その原版に紙を入れて印刷したもの)ります。
昭和51年頃アメリカで開発されたサーモフォームは、凹凸をつけて作った原版にビニール用紙をのせて、暖め、空気を抜いて、版どおりのものを複製刷れもので、視覚障害者には、判読しやすいといわれています。
同じ頃に立体コピーが日本で開発されて、盲学校の備品に指定されたことから普及しました。

主な触地図制作用素材  

触地図にはどんな種類があるのでしょうか。
複製可能なものは
1. 点字出版地図  2. 発砲インキ地図  3. サーモフォーム地図  4. 立体コピー地図 5、パソコンのエーデルのソフトで作図し、点字プリンターで打ち出したもの。
1枚だけの地図は、
@点字用紙などに厚紙を切って貼ったり、加点器で大きな点や小さな点、三角や四角を打ち出して作る地図。
A特殊な用紙に鉛筆やボールペンなどで強くなぞると、その部分が盛り上がるレーズライター
B盛り上がる絵の具でかいた地図はドライヤーで熱を吹き付けると、その部分が盛り上がり、触読できる地図。

 

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